序章あとがき |
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折角完全版として書きなおすわけなのですから、「どこを直した」とか「こんな裏話があったりした」とか色々書いてみたいと思います。 そんなわけで、今回の主な変更点はこちら。 ・ログイン方法の変更 ・最初の戦闘を影で見ている連中の会話を修正 ・『届かぬ想い』の形状を変更 ・目黒の名前を公開 ・最後の主人公、目黒のシーンを追加 後は誤字脱字や戦闘シーンなどの細かい部分の修正なのでここでは割愛します。 では、順にどういった経緯で変更となったのか説明していきます。 ・ログイン方法の変更 連載時はカードをリストに押し当てるのではなく差し込むことでログインとなっていました。 実は今回の『リストに押し当てる』というのが初期設定だったのです。 何で連載時に変更になってしまったかというと、この初期設定を決めたのが連載開始前の2006年12月頃。 当時は「こんな変身方法はないよな、斬新だ!」と思っていました。 ところがその直後の2007年1月、『仮面ライダー電王』の放送が開始。 そう、変身方法が被ってしまったのです。 これはちょっとマズいと思い、急遽オーソドックスに『リストにカードを差し込む』という方法に変更。 とりあえずそれで難を逃れましたが、やはりこれを使えなかったことに対しては悔やまれるものを感じてました。 そしてこれを書いている2011年12月現在、『仮面ライダーフォーゼ』が放送中。 『舞台が学校』という時点で丸被りなので、もうそこら辺に気を使わずに書くことを決意したわけです。 ・最初の戦闘を影で見ている連中の会話を修正 読み返しているとここが結構違和感を感じていたりしたのです。 当時は本当に勢いでこれを書いてしまい、「あとからどうにか合わせること出来るだろう」と思っていたのですが、 結局完全に合わせることが出来ずに浮いた部分になってしまったのです。 なので今回は合わせやすいように修正させていただきました。 どういう風に合っていくかは・・・今後のお楽しみということで。 ・『届かぬ想い』の形状を変更 元々はロッ○バスターみたいな形状だったのですが、それだとあまりにも外見が無粋な気がしたので、 もう少しスタイリッシュな形にさせていただきました。 一応設定上ではJSAモード時に某魔法少女のように銃が巨大化するといった感じにしています。 それを作中で使うかどうかは・・・これも今後のお楽しみということで。 ・目黒の名前を公開 連載時、自分が考えたオリジナルキャラについては全員苗字だけ載せていました。 ただ、載せていなかっただけで数人はちゃんと名前を考えていたのです。 なので今回はどこかで下の名前が出るように書いていきたいと思い、まずは目黒のを出すことにしました。 由来は、目黒の特徴でもある「背が低い」をうまく使うために単位で使われる「ミリ」から。 『未莉』という字も目黒に合いそうなものをチョイスしてみました。 一応他のキャラも出せる機会があったら積極的に出していこうと思います。 ・最後の主人公、目黒のシーンを追加 連載時に読んでいた方はご存知かと思いますが、この転校生こそがこの物語の主人公です。 元々この序章というのは「世界観を少しでも伝えて本編に入りやすくしよう」というのが目的で書いたものです。 なので、主人公の活躍云々よりもそちらを重視した形を取りました。 でも、主人公というおいしいポジションにいるのですから、少しは出てもらいたいと考えこのようなシーンを追加したわけです。 で、折角なのでその主人公が引っ越している光景を目黒が目撃するというシーンも追加してみました。 この追加シーンで抱きついてきた子供、実はその後とあるシーンでまた出てくることになっているのですが、 それはまた、別のお話・・・。 |