3月編(後編)あとがき |
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大元は旧3月編ですが、書きたいことを書いた結果色々と膨れ上がり、 他の話に比べて2倍以上の長さになってしまった後編。 そのため修正点よりも裏話の方が多いのでそれを中心に書きたいと思います。 ・生徒会のメンバーの戦闘シーンについて 連載時はそれぞれの幹部を当時応募してもらったキャラと戦わせていましたが、 やはり自分の作品なのでもう少し自分のキャラを活躍させたいと思い、 戦闘シーンを丸々書き直しました。 でも全員書いていて楽しかったです。 特にお気に入りなのは神田の戦闘シーン、やはり刀での戦闘は熱いですね。 ・目白さんの復活 目白さんを出すことはバーチャル空間の採用が決まった時から考えていました。 登場させることによりジェネシスの破壊や泉岳寺との戦闘など、色んな場面で繋がることができますし。 なお、武器は格闘系の武器を好むという設定があることから『溶断破砕マニュピレーター』に決め、 それが進化過程の武器だったことから『月光蝶』も使用できるようにしました。 この設定を活かすことで色んな事が解決出来たので、いい判断だったかと思ってます。 ・上野の運命連携 上野が泉岳寺に放った多種の武器を同時に使う攻撃。 自分の中では『運命連携(デスティニーコンビネーション)』という中二病全開な名前を付けています。 元ネタはFF7ACの『超究武神覇斬 Ver.5』。 あんな感じで武器を持ち替えながら攻撃すれば良いシーンが書けるなと思っていたら、思惑通りになりました。 ・池袋の真意 未来から来たという話は2月編で触れていましたが、真の目的はその時触れていませんでした。 傍から見たら2月編で話した理由が本来の目的に見えますが、彼的には今回話された理由が本命です。 自分の存在そのものに関わってくるのですから、そりゃ本気にもなりますよね。 実はその際に年齢計算して、助かったのを祖父母にするか曾祖父母にするかで地味に迷ったのはここだけの話です。 ・泉岳寺との最後の戦闘シーン 最後の戦闘らしく、泉岳寺本人との一騎打ちでなく要塞と融合した泉岳寺との戦闘にすることはすんなり決まってました。 詳細な部分は二転三転しましたが、最終的に自爆装置を起動させて追い詰めるという部分は一貫して変わりませんでした。 流石に最後の最後で味気なく戦闘が終わってしまうと寂しいので、それなりの苦戦を強いられるようにはしたつもりです。 |